飼い猫が凶暴化した時の5つの対処

いつも事件は日曜日に起こる

ちょっと格好つけてブログにありがちなタイトルにしてみました。

今回の主役は我が家のアイドル。貰いネコのラニ。メス2歳。

真っ白で青い目、いつも可愛い声で返事をする(と思っている)。とてもシャイでお客さんが来た時はほとんど出てこない。けどとても甘えん坊で、なんというかこんなに可愛いものがこの世にいるのかと溺愛している。iPhoneの写真の9割はラニの写真という、なんというかとてつもなくかわいがっているのです。自動的に話しかけるときは1オクターブ、声のピッチも上がってなんというか非常に緩い感じになってしまうのです。

それで、ラニですが壁をツメ研ぎしたりすることもなく、どちらかというと品行方正で賢さ満点ネコと思っておりまして(親ばかの極み)、「可愛さの単位はラニで出来てるんじゃないか?」とか本気で思っている(もはやただのバカ)。

可愛い飼い猫の凶暴化は日常を変える

子猫時代のラニ。可愛すぎる!

そんなラニと私の間に穏やかな日常を揺るがす事件は起こったのです。

4/9朝、その日の予定を頭の中で整理しながらラニとネコ用のおもちゃで遊んでおりました。とにかくいくら遊んでもラニの遊ぶ気はとどまることを知りません。15分くらい遊ぶとけっこうこちらは飽きますが、まだつきあってました。その時遊んでいたおもちゃは釣り竿のように棒に紐がついてヒモの先に小さな噛み付いても大丈夫な3cmくらいのクッションがついてるおもちゃでした。それを飛びつきしな後ろ足のツメで引っ掛けてラニが当てるとそのままツメが外れず、私の手から竿ごと引張って持っていってしまったのです。

「フギャー!!!!」

走り回って外そうとパニックになるラニが部屋中を駆け回ると紐がどんどん後ろ足に巻き付いて絡み付く!

「フギャギャー!!!!!!」

もはや興奮は最高潮で大パニック。私は「これははやく取ってやらないとかわいそうだ!」と慌ててしまい走り回るラニを抑えようとヒュッと手を出しました。

その瞬間「!!!!!!」

思い切り噛まれて引っ掻かれ、それでも取ってやろうとがんばりましたが大流血している自分に気づき撤退。ラニも一旦ベッドの下に隠れる戦略へ移行したのかベッド下で「ウゴー!ギャー!シャーッツ!」って、、、、一体どこで覚えてきたのか、、、、、、。もちろん足に巻き付いたおもちゃは全然取れてないわけです。

これは困ったことになった…..これが暗黒の日曜日の始まりだった。

消毒、そして第二ラウンドへ向けて

まずは手からほとばしる鮮血をどうにかしなければと水道水で洗い流し、マキロンで消毒。

被害状況を確認すると利き腕の左手は幸い大きなけがはなし。派手に手首あたりを引っ掻かれているだけで傷の見た目は大きいが浅いことが判明。逆に右手は薬指の第二関節付近を大きく噛み付かれ、血液だけじゃなく組織液まで出ている。これは傷が深いし動かしづらい。親指もツメの上から思い切り噛まれて内出血。力が入らない、動かせない。

右手薬指の被害が甚大

少し落ち着こうと動揺しすぎてギターを弾こうと手に取るも流血と右手が下げるだけで痛いこと、また左手も動揺しすぎて震えが来る。

隣の部屋ではラニがまだ「フギャー!!!ウーッ!」っと唸り続け、完全に猛獣。手のけがも大変だけれど、完全部屋飼い、普段は超箱入り娘でストレスフリーなラニにとっては初の大トラブル。避妊手術は麻酔打ってるし、普段はせいぜい予防接種の注射くらいだから、彼女にとっても大問題でなんとか解決しなければならないが、モードがもはやホワイトタイガーと化しているのでおとなしく取らせてくれるわけがない。

とりあえず外出中の妻に状況を連絡しつつ、もうなんかよくわからなくなってツイッターで、もしかしたら対策をもらえるかと思い現状報告。ネットでもいろいろ調べる。

 

画して決戦に向けて準備をしなければいけなくなった。

俺とラニの間で緊張感が走る。ああ、あの日々はなんだったのか、、、涙。日常はなんと尊いのであろうか。

第一次決戦、そして敗北

事件から30分の後、私は動き出した。どうやら早めに解決しないと和解できなくなるらしいとネットの書き込みを見て流血も止まらぬうちに動くことに。しかし、この時は自分の覚悟と準備が足りていなかったことに気づいていなかった、、、

まず自転車の冬用手袋を嵌め、フリースのフードを被って首周りを保護。唸り声を上げているが普段の安住を求めてか標的は普段寝ているベッドにいることを確認。

情報では布を被せて動きを止めてその間に取るというもの。やるしかない!

近づくと唸り声も大きくなり威嚇行動がハンパじゃない!ただどうやら後ろ両足が縛ったようになってしまっているようでストレスも甚大だが動きも少し重い。

毛布を被せて動きを静止することに成功!ゆっくりとればいいだけだと思った。

そんな余裕は無かった。竿の部分を取ればほどけると思い竿だけは取る、しかし極度の緊張でラニが粗相をし、驚く俺!その隙をついて逃げられてしまった、、、、

ショック、、、

動かぬ右手、そして決戦へ

もはやベッド下で持久戦の姿勢を見せるラニ。ずっと唸り続けている。こちらは先ほどの敗戦のショックで戦意喪失。右手もどんどんはれて少し触れるだけでも痛い状況に。

そこでTwitterから「強引に行くしか無い。意外に奴らは戦後のことを覚えてない」という情報が。事件から5時間のことである。

もう一度装備を固め、ベッド下からラニを帚で追い出す。大抵抗の末駆け出したところを毛布でくるんで確保。両膝で抑えながら後ろ足を強引につかんでハサミで紐を切って解放。ラニは余りの恐怖のあまりにお漏らしをしてしまったが足の自由が出た途端に力がふっと抜けるのが毛布越しにわかった。

愛猫が凶暴化した時の対処

1.慌てない

今回経験して一番感じたのは、普段可愛がってるネコが大暴れしたらすごく精神的にショックだということです。しかも自分に向かってずっとシャー!と言ってくるとけっこう気持ち的にダメージは大きいです。

でも気分屋といわれるネコでもさすがに理由無く野性化凶暴化しない。なので、一端引いて、対処をすることが大事。特に驚いたタイミングで飼い主がバッと出てくるとネコはその犯人扱いして攻撃対象にしてきます。今回のように暴れ回ってる時に慌てて素手でいくというのは油断以外の何者でもありません。今回は原因がわかっていたので安易に「これをとれば大丈夫だから!」と慌てて行動した結果、状況をより悪化させてしまいました。

2.動きを奪う

野生化状態へ覚醒したネコは俊敏、かつフルパワーで来るので結構怖い。しかもかわいい我が家の家族という現実もあるので、こちらは躊躇がある。お互いの安全のためには毛布やバスタオル、洗濯ネットで動きを遅くしなければ対処できない。たとえ抑えるのがネコのためであってもネコはわかってくれないので、強引に、でもやり過ぎないためには最良の選択です。

3.噛まれたら病院へ

ネコに噛まれるとネコ引っ掻き病とかパスツレラ菌の混入で重篤化する場合があります。噛まれたところから膿んで大手術とか定期的に高熱を出す、なんてことに放って置くとなる場合があります。本気噛みされた場合は意外に傷が深いので消毒されきらない場合もあるようです。

また、外にいるねこの場合は稀に破傷風菌を持っている場合もあるようです。私は病院へいったら今回、抗生物質の塗り薬、飲み薬の他に破傷風の予防接種も念のため受けました。長引けば可愛いネコの世話ができなくなってしまいます。

4.トラブル後は少しそっとしておく

事件後にすぐに直接なでたりしていたわってあげたいと思いますが、そこはぐっと我慢して、距離をおきましょう。強引にいくとシャー!と言われます。2日ぐらいでうちは和解成立しました。たまにまだ不信な目で見てきますが(笑)。

5.早めに沈静化へ努める

アメリカで飼い猫が怖いから家に帰れないと通報した事件がありました。長期化するとストレスがストレスを呼ぶので、早めに対処を。かわいいネコを解放してあげてください。

参ったニャン〜

猫それぞれに性格が異なります。攻撃性もそれぞれですのでおかしいなと思ったら専門家に相談することも考えたほうがいい場合もあります。

とにかく落ち着いて行動しましょう。ネコと一緒になって興奮するのが一番危ないのではないかなーと事件後改めて私は思います。

 

今回はねこでした!

文・写真:鈴木りゅうた

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1 個のコメント

  • […] が辞めといて変わりにロイのカヴァーによるファンカデリックのカヴァー”I’ll Stay”を貼りますので流しながら当記事をお読み下さい。 流血事件以来、我が家のねこ様が過敏です。 […]

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