マーク・ホイットフィールドと息子たち
侮るなかれ家族バンド! 1990年というと、まだ私は札幌の中学2年生で、4つ上の姉が放置していたギターを「くれ!」と頼んだら、結局¥5000で売り付けられるというくらいの頃。 当時はまだまだバンドブームでThe Blue…
Music & Life style Web Magazine
侮るなかれ家族バンド! 1990年というと、まだ私は札幌の中学2年生で、4つ上の姉が放置していたギターを「くれ!」と頼んだら、結局¥5000で売り付けられるというくらいの頃。 当時はまだまだバンドブームでThe Blue…
ドレッドロックのピアニスト ジェラルド・クレイトンを最初に知ったのはたぶんロイ・ハーグローブとの演奏だと思う。この1984年生まれのピアニストがロイの2008年のアルバム『EARFOOD』でピアノを弾いていた。 彼は父親…
LAの今 ロナルド・ブルーナーJrはまさに音楽一家の長兄。 父のロナルドSrはテンプテーションズなどもサポートしたドラマー、弟はサンダーキャットことスティーブン、さらにthe internetsのキーボーディスト、ジャミ…
ジョグジャカルタへ 前回の続きである。 →前回はこちら インドネシアはたくさんの島からなる他民族国家だ。 日本人が大好きなバリ島、首都ジャカルタのあるジャワ島、コーヒー栽培などでも有名なスマトラ島、ニューギニア島の西側半…
自由に展開するアジアの音楽 ポップミュージックの市場としてタイやインドネシアに日本のアイドルなどが進出したりする流れが2010年代初頭にあった。今はどうだろうか。 正直なところ、アジア圏全体のことでは音楽や文化などはアメ…
90年代に端を発する音楽ジャンルの無効化 ここ15年、音楽のカテゴリーについて、 細分化しすぎて逆に統合されていっている 少し離れていた存在として認識されていたものがくっつく 全然違う方向性のものが結果同じような形態にな…
ECMへの移籍 ドミニク・ミラーはアルゼンチン生まれ、父はアメリカ人、母はアイルランド人、10歳でアメリカへ移住、その後アメリカとイギリスを行き来しつつ活動し、現在はフランス在住。 なんというか大西洋人とでもいう多国籍性…
現代ジャズのアプローチを築いた男 カートの来日から1週間でこの男のリーダーライヴを体験できるとはなんとも贅沢な時代になった。 マーク・ターナーは1965年11月生まれ。オハイオ州の出身で現在51歳ということ…
思わぬバンドの一体感 カート・ローゼンウインケルは昨年の夏にもトリオでツアーに来たし、その前の秋には豪雨の中で東京Jazzの野外ステージでクリニックをやるということで見に行ったりと日本でも幾度となく見ている。 とにかく会…
現代ジャズギター界のカリスマ 90年代にカートという名のカリスマと言えばカート・コバーンだろう。残念ながら人は死をもって伝説を高め、巨大なものとする。彼についても恐らく彼の意図に反して、その死後に伝説は次々と強化されてい…
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